学会で紹介されていて腎臓病の人も使えるミカルディス

ミカルディス(MICARDIS)は、日本の製薬会社のアステラス製薬が製造開発している医薬品です。血圧を下げる効果があり、高血圧症の治療に利用されています。
ミカルディスの主成分は、テルミサルタン(telmisartan)です。テルミサルタンは、血圧を上げる体内物質の「アンジオテンシンII」を抑える働きがあります。アンジオテンシンIIを抑えるため、アンジオテンシンII受容体拮抗薬というものに分類されていて、新しいタイプの降圧剤としてさまざまな医療機関で利用されています。
ミカルディスは、1日1回の服用で効果が持続します。ミカルディスの血中濃度半減期が約24時間であり、血圧のコントロールをしやすいです。腎臓を通らないで、ほとんどが胆汁中で排泄されるため、高血圧症の合併症として多い腎臓障害を持つ人も服用することが可能です。
ミカルディスが服用できないことがある人は、重い肝臓病や虚血性の腎臓病、高カリウム血症がある人です。医師に症状を申告しなければ、危ない場合があるため、注意が必要です。また、血液透析を受けている人や、減塩療法中の人、利尿薬を使用している人などは、血圧が下がり過ぎてしまう場合があるため、注意が必要です。
ミカルディスは、学会でも紹介されています。日本高血圧学会や欧州高血圧学会、アメリカ心臓病学会などのさまざまな場所で、ミカルディスの臨床試験の結果が公表されていて、高い効き目が立証されています。世界の60カ国以上の国で利用されていて、多くの人の高血圧症を治しています。安全性も高く、重篤な副作用が生じることも少ないです。ジェネリック医薬品が開発されていて、リーズナブルな価格で、薬を服用し続けることも可能になっています。